川崎市は幸区・宮前区・中原区・高津区へ灯油を配達しているゼンギョウサービスです。
灯油の販売単位は基本的に「18リットル」です。
これは昔の一斗缶での灯油販売の頃からの名残です。
そのため、街で販売されているポリ缶の殆どは「18リットル」タイプです。
※上記商品は当店で取り扱っておりません。上記リンクをクリックすると、amazonの販売サイトが表示されます。
10Lタイプのポリ缶はおすすめしません!!
最近は高齢者の方が
「灯油が入った重い缶は持てないわ。だからちょっとしか入らない灯油缶がいい。」
という方が多く、そのニーズから「10Lタイプのポリ缶」が販売されています。
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しかし、このポリ缶、プロの目から見るとおすすめではないのです。
確かに重さは以下のように違います。(法定比重0.8で計算)
・18リットル=18x0.8=14.4kg
・10リットル=10x0.8=8kg
その差6.4kgですから、確かに軽くて楽ちんの「はず」なのですが・・・
プロは10リットルポリ缶のデメリットを以下のように見ています。
1.灯油が入れにくい
灯油を入れるときはガソリンスタンドや当店のような灯油引き売り業者から購入することとなりますが、
10リットルをこぼさないように入れるにはややゆっくりめに少しずつ入れる必要があります。
そして、10リットルに到達すると、マージンが少ないため、いきなり吹きこぼれてしまうのです。
なので、注意深く注油する必要があります。
これってめんどくさくありません?
2.石油ストーブや石油ファンヒーターに灯油が入れにくい
10リットル缶に給油ポンプを差し込んで、石油ストーブや石油ファンヒーターに給油するのですが、これがまたやりにくい。
なぜか。給油ポンプが自立しないので、給油ポンプから手を離すとポンプがポリ缶から外れてしまうことも有り、灯油をぶちまけてしまうんですね。
なので、給油が終わるまで緊張した時間が過ぎていきます(笑)
3.価格的なメリットがあまりない
18リットル缶も10リットル缶も販売価格はさほど変わりません。むしろ、10リットル缶のほうが高いかもです。
4.持ち上げるのに腰が痛くなる
10リットル缶は18リットル缶よりも背が低いですから、それだけ腰をかがめて持ち上げる必要があります。
満タンの時だと、意外と腰に来るんですよね。
おすすめのポリ缶って、どんなの?
プロの目から見た場合、ポリ缶のおすすめ・ベストバイは、ずばり「20リットル缶」です。
18リットルで売っているのに、20リットル缶をすすめるの?不思議ですよねー。
これにはおすすめする理由が幾つかあるのです。
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1.灯油が入れやすい
殆どの20リットル缶は口が大きめなので、ガソリンスタンドや引き売り業者での注油が楽に出来ます。
また、口に余裕があるのでピストルを入れてもスキマから液面が見えます。これによって吹きこぼれの事故が起きにくいのです。
2.給油ポンプが自立しやすい
給油ポンプを差し込むと、自立しやすいので、石油ストーブや石油ファンヒーターへの注油が楽になります。
3.とにかく長持ちする
20リットル缶は外壁が若干厚めになっていると思います。ということは、長持ちするということです。
実際、お客様からお預かりする20リットル缶の多くは、10年、20年モノです。ま、一生使えると言っても過言ではないでしょう。
(キャップは経年劣化で割れますので、定期的に交換してください)
4.余裕を持った灯油のストックを行える
18リットルだと次の給油までにギリギリ使いきってしまう、なんてとき、結構あると聞きます。
20リットル缶ならそこから2リットル余裕が生まれますので、万が一買いそびれても一晩くらいは余裕が出来ます。
5.腰に優しい
ポリ缶の背が高いので取っ手が手の近くに来ます。つまり、持ち上げやすいということです。
「重くて持てない」というときも、20L缶に10リットルを入れておけば、持ち上げやすいってことなんです。
6.保管スペースは意外と変わらない
イメージ的には10リットル缶のほうがちいさくて、保管スペースをそんなに取らない、と思われがちですが、
20リットルポリ缶との差は少しです。
以上のことから、ポリ缶ベストバイ・おすすめは「20リットルポリ缶」となるのです。
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他にも気をつけるべきポリ缶はあるの?
はい、あります。最近非常に出回っている「格安の18リットルポリ缶」です。
たぶん、販売価格を追い求めた結果でしょうけど、一回り小さく作られていて本当に18リットルギリギリしかはいらないのです。
つまり、少し残った状態で「あ、空になったから灯油を買いに行こう」って行って、ガソリンスタンドで18リットル入れると、間違いなく吹き出してしまいます。たぶん容量が18.5リットルくらいしかないので、満タンに近くなったらゆっくりゆっくり入れていかないと、吹き出してしまうんですね。このタイプ、安いから売れているんでしょうけど、要注意です。
18リットル缶として売られていて、「なんか安い」「なんかイメージより小さい」なんてポリ缶は、注意してください。
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